人工知能が仕事すると、自給自足になる?
2016年、GoogleのAIが囲碁でトップクラスの人間のプロに勝ったことで、AIが急に取り上げられるようになりました。そして、地上波デジタルのマスコミによりますと、AIやロボットの反映によって、人間の多くは失業するそうです。
でもそれって、AI(人工知能)やロボットを使うことによって、人間が仕事をしなくてよくなるだけです。いろんな売買契約をした対価はもらわなきゃいけませんよね。
一番の問題は、AIやロボット化による利益を誰に渡すか、です。
色んなものを生み出したAIやロボットですけど、それを作るまでには人の手によって作った場合の価格が設定されて、それで契約されるべきなんです。できあがったものは、原価をベースに考えられて、赤字にならないように売られます。もちろん、コストが高すぎて調整がきかないって例外はありますけど、普通はそう。
で、AIやロボットでコストをカットできたとするんじゃなくて、『働いていた人たちの代わりにロボットを作った人に継続的に【浮いたお金を上げる】』とか(これでも失業者は増えるけど、アイデアを出した人が勝つのは当然なので仕方ないです)、『働いていた人たちにロボットにかかる経費を引いた残りの金額を渡して、勤務するけど仕事がない状態にする=別のことをやって新しい商品やサービスを生み出す=会社の発展』っていうのがあるべき姿。
だけど、今の時代、コストコスト!なので、浮いたお金は購入する人たちのもの。浮いたお金は経営者のもの。本当にそれで良いの?
経営者一人じゃ、工場は回せない。ものが作れない。経営者はそれを分かって、今のお金の流れに納得してやってるのかな?
少なくとも、今のニッポンの資本主義はお金しか追いかけない。和を重んじない。正規分布じゃなくて、バスタブ曲線を狙ってるのか?(使い方は間違ってるけど、カーブの形だけイメージして♪)だったら、わたしたち庶民は、国外に逃亡するしかなくなります。そして、お金持ちだけが残って、海外とお金のやりとりをするだけの国、ニッポン。
それって、正しい日本の形なのかな?
最終的には、今の日本がそうだけど、手厚い保険など公共サービスが義務化されてるので恩恵を受けて、その中で資本主義の競争をする。あくまで、ルールに則って。
でも、今の日本は、公共サービスが手薄で、無駄に工事をやってる。そして、資本主義の競争を間違ったやりかたでやって、ルール無視で労働者を殺してます。
そろそろ、まともな政党が出てきて欲しいですよね。
そして、本題。
人工知能が仕事をすると、ロボットも自主的に動き出します。
ロボットに制限をかけて人を殺さないようにするのは大事です。
ロボットが人工知能を得て、進化しないように設定するのも大事です。
ロボットは、人間の文化的な営みだけを進化させます。
もちろん、人間もロボット+人工知能に対抗して頑張って、どちらの進化も楽しくなります。
さて、ロボット。1次産業、2次産業、3次産業も自分たちでこなすように。
そうなると、人は何もしなくても、食料、工業製品、サービスを受けられるようになります。もちろん、ロボットを動かし始める資金は必要ですけど。
ロボットが自分たちのメンテナンスをするようになると、自分で部品の材料を生み出し、部品を作り、自分で部品を交換し、全自動になります。
全自動になれば、ご飯も全自動。工業製品も全自動。
つまり、人間は何もしなくても楽しんでいるだけで良くなります。
最終的に、遊び疲れてやることとなると、全ての産業を趣味でやるようになる。
どうせ、機械が全部準備してくれるんだから、ものがなくなってもロボットが準備してくれるんだから、って、あくまで趣味の範囲で1,2,3次産業を楽しむようになるかも。そういう意味での、【自給自足になる?】です。
本当にそういう時代が来たとき、何をして過ごしましょう?