誰のためのゲームなのかな?
色んなゲームがありますが、今回はゲームに払うお金について考えます。
お金の払い方
ゲームによって、お金の払い方は異なります。
- 家庭用ゲーム、ネットワークなし
- ネットワークを使わないゲームだと、お店やダウンロードで支払えば、あとは使い放題です。残念ながら、追加のゲームは無料だったり有料だったりですので、あくまでゲーム本体だけで遊ぶことになります。
- 家庭用ゲームネットワーク有り
- ネットワークを使いますが、無料で遊べるものもあります。でも、ネットワーク機能でのゲームを進めると、絶対に課金の壁が迫ってきます。コスチュームや壁紙などのゲームの内容には関係ないものなら問題ないけど、武器が強い、防具が強い、シチュエーションが増える、命が増えるなど、戦闘ものだと性能差が大きくなり、課金の応酬になります。
- スマホゲーム
- 家庭用ゲームのネットワークありの場合の元祖です。スマホゲームでの課金システム、ガチャなど、お金を払わせる巧みな仕掛けで、不要な出費が発生します。
誰のためのゲームなの?
使うのは、わたしたちユーザーです。
本来、ゲームそのものの楽しさを売ってるわけですが、今は違います。
ユーザー同士がプライドをかけて、課金バトルをしてるわけです。
ファッションにお金をかけるのと同じで、あくまで本人の満足のために行われています。
つまり、今のゲームのメーカーさんは、楽しいゲームを作ることよりも、ギャンブル性を高めて、お金を払わせるシステムを作るのに必死なんです。今となっては、ゲーム自体はおまけです。
製品がレベルアップしないと、市場は縮小する
よくある話です。売り物を良くすることより、お金をもらうことに必死になってます。
良くない品物をよく見せかけて売るのはよくあることなんですけど、ゲーム業界も同じ匂いがします。ゲーム本体はそこそこにして、あとからの課金する人に払ってもらう。今のスマホゲームをやってる人と同じ。ギャンブルにはまる人と同じですよね。
驚くような新しいゲームシステム、映画を超えるストーリー。もしかすると、今後はそういうものが進化しなくなって、画像が綺麗になるだけかもしれませんね。
今のプレステージ4も、物理を再現と言いながら、おかしな挙動をする物体が飛び回ってます。ぜんぜんシミュレートできていません。
液体の表現も苦手です。
そういうところを煮詰めて、より奇麗な作品になっても、根本的によくならない事には、日本の家庭用ゲームは広がらないのかもしれませんね。
bokeboke