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携帯料金を違う目線で。


ソフトバンクモバイル「2013年夏 新商品発表会」ライブ中継 - GIGAZINE

 

ソフトバンク孫社長が、

各社、端末に対して4万円から6万円補助金を出して市場に出している

と発言しています。

 

仮に、メーカー(シャープやApple)に対してそんなに支払っているのであれば、結局は通話、通信料金から払われているだけで、この言い分はユーザー無視です。

 

ということで、勝手に妄想スタートです。

 

あくまで本日現在の仮定です。

 

最大手、ドコモのiPhone6 64GB をMNPで購入したとします。

料金プランは、カケホ+2GB+2年縛りです。

値引き     3,078

本体    3,618(よって本体十室負担は540円)

通話通信費   6,500

支払合計(月額)   7,040円←ここ、覚えてくださいね。

 

しかし、メーカーはそれぞれ定価を発表しています。

 

我々素人は知らない話ですが、法律上、スマホガラケーは携帯電話会社(キャリア)ではなくても製造・販売できます。

 

となれば、万が一定価で売られることも考えれば、4~6万円安く売ってます、ということも考えにくいです。

 

例えば、iPhone6 64GB。

ドコモの販売価格は86832円(税込み)=税別80,400円。

アップルの販売価格は79800円(税別)。

つまり、ドコモは4~6万円も負担していないと言うことです。

 

 

『月々サポートで73,872円値引きしてるでしょ?』

とは言えますが、これはあくまでドコモの言い分。我々から見れば、本体料金は当然のことながらメーカーに払わなければなりません。メーカーに端末の金額を真っ当に払っているとなれば?

 

それを表にしたのが、これです。あくまで仮定です。

 

本体価格(Appleの取り分)   3,078(本体価格の85%)

本体価格(ドコモの取り分)   540(本体価格の15%)

通信費           3,422 

支払い月額         7,040円 

 

ドコモの取り分が毎月540円、Appleが3,078円とすれば、いい商売ではないでしょうか。

また、ドコモ自体は本来、通話通信費として3,422円だけもらっていれば、今のままの通信設備やショップを保持できる、とも考えられます。

 

MNPでの販売台数減少で高額に?

SIMロック解除によりMNPでの強制的な端末購入がなくなり、販売台数減少で高額になるんじゃ?という考え方も出ます。

 

ということで、数字のお話です。

まずは、2013年のMNPの件数です。


ドコモ、24カ月ぶりに純増数トップ MNPはKDDIが27カ月連続1位――2013年12月契約数 - ITmedia Mobile

 

ドコモ、24カ月ぶりに純増数トップ MNPはKDDIが27カ月連続1位――2013年12月契約数 - ITmedia Mobile

一番下のグラフから、毎月約10万件が出てると仮定します。1年で120万件。

 

これに対して、1年間のスマホの販売台数は、2,960万台。120万台は、これの4.1%です。

 

2013年度通期国内携帯電話端末出荷概況 - 株式会社 MM総研

 

2008年~2010年の販売台数は2013年度を下回っており、このときに端末の価格が4万円も上がったことはありませんでした。

 

となれば、ソフトバンク孫社長が言った、4万円アップは、ユーザーに対する根も葉もない脅しの可能性が高いでしょう。すなわち、ユーザーから総務省に文句を言わせるためのネタでしかない可能性が高いとも言えるのではないでしょうか。

 

2年で4万円も払っているとなれば、どこから?

結局は、通話通信費用からまかなわれていると考えるのが妥当でしょう。(仮に、携帯会社が別の業務で発生させた利益を5000万契約分で支払っていただいているというのであれば、その内容を教えてほしいです。)

 

さて、MVNOがはやり始めた今、ドコモ、auソフトバンク、ワイモバイルを使うのか、MVNOを使って4社に圧力をかけるのか。

 

それはあなた次第です。www

 

なんちゃって。

 

そんなこと言っても、結局は4社の回線を使うわけですから、4社にお金は入るわけです。妥当な金額が。さらに、MVNOの社員さんや設備にもお金が発生するわけで、MVNO自体は本来、存在自体が無駄なんです。でも、実際には各社ができない格安料金を準備してくれているわけです。各社の思惑で『社外でどうぞ。うちは価格を下げたくないので』となっているのでしょうけどね。

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