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津波から逃げるために・違う目線から。

とっても心配な人たちを見てしまいました。

 

とあるテレビ番組。

東日本大震災発生時に何をしていたかを当事者が紹介する番組です。

 

その中で、多くの方々が

「この揺れは異常だ、津波が来るに違いない」

とおっしゃっています。

残念ながら、地震が大きかったから津波が来るのではありません。

海底が盛り上がるなり、下がるなりして、海水が動かされて津波が発生するんです。

もちろん、東日本大震災のような地震なら津波の可能性も高いです。しかし、この考え方に縛られていると、また次の津波被災者が多数出る事でしょう。

明治三陸地震は、『震度が小さくても大津波がやってきた』んです。

この事実が頭の中から抜けていれば、「揺れなかったから津波は来ない」という誤った判断から、逃げ遅れや助けそこね、機転を利かせた退避もできないでしょう。

 

どうすればいいの?


今の日本には、
緊急地震速報
津波警報
があります。狼少年にならないで、とても信用できるシステムです。

まずはこれらの情報から津波の有無を判断します。

 

地震が起きたら(屋外編)


地震がすごければ、崩れたコンクリートや割れたガラス、テレビのアンテナや瓦が降ってくる、電柱やブロック塀が倒れて自分に当たるかもしれません。まずは何かにつぶされないよう、注意しましょう。

 

地震が起きたら(屋内・高層ビル編)

高層ビルの中なら、動くもの、落ちてくるもの、倒れるものから逃げます。

さらに、テレビ番組で大きく取り上げられた、滑ってくるもの

コピー機など、キャスターが付いたものは、滑って転がっておそってくるそうです。

  • 近くには寄らない。
  • 動き始める前に遠くに逃げる

地震が起きたら(屋内・低層編)

家など、低い建物の中の場合、家具などが倒れた時につぶされないように逃げましょう。

ガスは火事になりにくいので、後回しです。

急がないといけないのは、ろうそくなど。防火装置がないものです。後回しでも良いですが、落ち着いたら一番に消しましょう。

  • ガス栓を閉める。
  • ブレーカーを落とす。
  • お風呂にお水を貯める(マンションでは早い者勝ちです。)

 

細工は流々、仕上げをご覧じろ

ちなみに、ライフラインが復旧後は、ガス会社の点検が終わるまではガスは使えません。電気の復旧が早いはずなので、電気で生活できる最低限の準備もおすすめです。日頃も使えますしね。

    • ティファール等の電気湯沸かしポット(ガス湯沸かししかない場合、湯わかし+じょうろでシャワー。通常はお湯による暖め可能。)
    • IHコンロ(オール電化では関係ないですが、ガスコンロしかないと鍋やフライパンが使えるのが、岩谷のガスコンロ・通称:カセットフーの類いのみになります。ボンベがなくなるとNGなので、一口IHのコンセントコンロがあると助かります)

 

  • ファンヒーター(電気が来たら、こっちの方が便利)
  • 石油ストーブ(電気が来るまでは冬は最強。普通にストーブだし、鍋やご飯は作れる。夏は…使えない。)

 

津波対策

そして、津波注意報の場合。

過去の経験上、とんでもない高さの津波は来ていません。ゆっくりでいいので、逃げましょう。

さらに、津波警報の場合。
とにかく必死に50m以上の高台か、できるだけ遠くに逃げましょう。

車 を持っていれば、カーナビで高台に向かい、動かなくなって津波がやってきたら、走って逃げる準備もしましょう。ワンセグ、フルゼグ付きやラジオ付きなら、 チャンネルはNHKに。到達予想時刻が1時間くらいなら東日本大震災のように逃げる時間があります。しかし、津波によっては5分10分といった早く到達す るものもあります。そうなれば車は諦め、頑丈そうで高い建物に逃げるしかありません。
建物も無ければ、もはや逃げるしかありません。
もし車で1人なら、バックミラー、ルームミラーで津波の襲来を確認しながら逃げましょう。

歩きなら、iPhoneのみユーザーは情報弱者になるでしょう。諦めてダッシュでより高く、頑丈で、より遠くに逃げましょう。ワンセグ付きガラケーを持っていれば、ワンセグから情報を得て、車の場合同様に選択肢を選び出し、最善の方法を選んで逃げましょう。

他人への注意喚起ができるなら、逃げながら呼びかけしましょう。仕事中で携帯もテレビもラジオも無い人もいるかもしれません。津波が来ることを伝えながら逃げましょう。


ちなみに、ペットボトルをもっていれば、津波に流された時に水分補給しつつ浮き輪代わりになるかもしれません。中身を飲みつつ救助を待つことになるかもしれません。

そして、津波てんでんこ。

他人はもとより、身内のことも考えない。まずは我が身の安全確保。安全が確保してから身内を探しましょう。

そのためにも、身内にも第一に我が身を守るよう知らせなければなりません。

安否確認サイト、災害用伝言板 Web171(いない、と覚える)

利用者登録画面 | 災害用伝言板(web171)

 


安否確認電話番号、災害用伝言ダイヤル 171(いない、と覚える)


災害用伝言ダイヤル(171) | 広報宣伝活動 | 企業情報 | NTT東日本



最低限、これくらいの心構えをしていれば、津波から逃げられるチャンスをゲットできるのではないでしょうか。

 

旅行先で。

これに加えて、過去の最大津波浸水域、到達までの予想最速タイムを知っていれば、旅行先でもなんらかの対策が取れるかもしれません。

鎌倉は大仏殿がやられたそうですし、到達まで最速14分とか。

地図をみる限り、逃げ場は高台しかありません。森を駆け上がるなり、地域の誘導案内に従って高台に上りましょう。


大阪でも東京でも、地下鉄で浸水するとか、色々言われています。東京で最速18分、相当早い退避行動が、電車会社の運転手さん1人にゆだねられます。

怖いことばかり書いたのは、私が心配性だからです。

読む人がいるかどうか分かりませんが、頭の片隅に入れて、何かの時に誰かにお伝えいただいたり、自分の退避行動につなげていただければ幸いです。

 

 

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