エスカレーター事故は防げる?
昨日は、機械の事故のニュースが続きました。
45才にもなる男性が
食事の後に
下りのエスカレーターの手すりに寄りかかって
体を持ち上げられて
エスカレーターの横から下の階に落下して
死亡。
教育は?
子どもの頃から、用事がないときはエスカレーターに近づかないよう指導された、わたし。
45才なのに、エスカレーターの手すりに寄りかかるとは、どういうことなのでしょう?
親から教育されなかったのでしょうか?
事故例
エスカレーターは昔から事故が多いですよね。
- 手すりと本体の間に服が挟まって、引っ張られてケガ。
- ステップの間にクロックスや服が挟まって引っ張られる、指などが切断される。
- 上りエスカレーターの途中でエスカレーターの床の下の天井部分に頭をぶつけたり、体を挟んでケガ。
機械物には近づかない
工場でも、用事がないときには機械には近づかないことになってます。服、ヘルメット、腕章、ネックストラップが気づかない間に巻き込まれる危険性があるからです。
だからといって、安全対策がされてない事は有りません。
エスカレーターの安全対策は?
わたしはエスカレーター屋さんではないのですが、対策はかなり取られてます。
- 注意喚起のシール、看板、放送
- 上りエスカレーターの天井近くには、ぶつかる前のお知らせ?用の板がぶら下がってる
- 落下しても助かるように、落下防止の受けの網などが張られている
今回のニュースは?
今回は、デパートのように、互い違いになったタイプではなくて、広い広場に一本だけか、かってるタイプです。
エスカレーターから体を乗り出せば落下するのは明らかです。
しかし、今回の男性は、手すりなら触れても落下するとまでは思わなかったのでしょうか。
安全対策
新たに発表された安全対策は、
- 手すりの手前に板を立てて、不用意に手すりに触れないようにする
- 落下防止のガラス板を立てて、落ちても板で止まるようにする。
だそうですね。
これなら、手すりに不用意に、平らな部分にベッタリと触れることはなくなりますし、落下防止の板を立てることで、落下する可用性は下がります。
アメリカなら訴訟もの?
テレビのコメンテーターが、アメリカなら訴訟ものですよ!なんて言ってました。
日本をアメリカみたいな訴訟大国にしたいんでしょうか?
こう言うの、モラルの問題でやるべきは
教育
じゃないでしょうか?
マクドナルドで、コーヒーが熱くて訴訟になったそうですが、ホットコーヒーが熱くて、こぼれたらヤケドするのは当たり前です。
そろそろ、アメリカも日本も、学校ででもいいので、自分で危機管理する教育をすべきじゃないですか?
あまりにも人任せで、情けなくなります。
危機感をもって生きるのがイヤなのは分かりますが、機械物に危険は付きものです。
理解して、上手に付き合わないと。