わたしもその一人>居酒屋でドリンクを頼まない人
この記事は、↑こちらの記事について書いています。
わたしはそこそこな頻度居酒屋に行きます。居酒屋や焼き鳥屋などに行けば、多少なりともジュースを飲みますが、お酒は一切飲みません。
また、ジュースばかり飲んでも砂糖の取り過ぎで気持ち悪くなりますし、水同然のお茶ばっかり飲んでもつらいばかりで、お水で結構です、が本音です。
なので、体の調子が悪いときは、お水だけで、のこともあります。
価値があるからそのお店に入る
ご飯を食べる目的で居酒屋には来ないでください、とおっしゃってる様に取れるこちらの記事ですが、本当にそうでしょうか?
コーラ一杯350円。
ウーロン茶一杯300円。
飲みたいかどうかだけでなく、意味も無く高額なジュースを飲みたくないと思うのも納得の価格ではないでしょうか?高級ジュース・高級茶でも無いのに、です。
店のホスピタリティに関わらず、店の雰囲気、店の在り方、店の役割というものは客も一緒になって作るものです。
お気持ちは分かりますが、居酒屋でドリンクを飲まずに食事だけすることで困るのは、お店の方の収入の都合だけじゃないでしょうか。ドリンクを飲まずに食事だけで酔っ払ったかのように過ごしていたら、周りと何ら変わりません。
- 居酒屋の雰囲気に合ったどんちゃん騒ぎをしてたら良い?
- 居酒屋の在り方に合わないなら、退席してもらったらいいんじゃないでしょうか。深夜の高級レストランで子どもが大声で大騒ぎしてたらお店の人も止めますし、同じようなことじゃないでしょうか。
- 居酒屋の役割といえば、お酒を飲みながら愚痴を言える環境を準備することでしょうか。食事しか頼まなくても、こういう役割には有ってるんじゃ無いでしょうか。
カフェの役割、レストランの役割、居酒屋の役割etc……。「自分の目的に合うようにお店側を強制させる」のではなく、「自分の目的に合った役割のお店を選ぶ」という使い方にはどうしても変えられないものでしょうか。
レストランでお酒を飲むこともあります。居酒屋でお腹いっぱい食べることもあります。逆に、レストランに行って、居酒屋のようにビールばっかりの飲む行為はNGなのでしょうか?
少なくとも、静かに飲んでいる限りは問題視されないでしょう。もちろん、居酒屋のようにバカ騒ぎすれば問題でしょうけど、居酒屋はそのためだけのお店でしょうか?
居酒屋の意味が、
- 大騒ぎしてもOK
- お酒を飲むのがメイン
- 食事も可能
という前提があるとして、不平不満だけでなく、対案です。
対案
- テーブル1時間単価で貸し出し
例えば、4人掛けテーブル1時間は1000円。6人掛け1500円など。
これにより、基本的な収入は確保されますし、場所代を無駄に長時間占領されることもなくなります。
とはいえ、こんなことをしたらお客さんは来なくなるでしょう。
本当はこういうシステムであるべき(家賃は払いますよね?)なんですが、今までに作り上げられたシステムが常識とされている限りは変わらないでしょう。
ということで、最終的にはお酒と料理に転嫁することからは逃げられないんじゃないでしょうか。 - 食べ物、飲み物は単品で価格を設定する、利益配分のバランス変更。
なんでもそうですが、買い物の基本は食べ物、飲み物は1つ買ってもらっても店側が納得する価格に設定すべきです。そんな中でお得感を出すために、利益をあちこちに振り分けて、損するものと得するものを準備して、一人当たりの単価がいくらかな?一人当たりの利益がいくらかな?としているわけです。リンク先の記事の場合、お店の『間違った』設定で、『時代によって変わってしまった』にも関わらず設定を変えず、『損する物ばかり頼まないでくれ』というのはどうでしょう?それだけ利用者が賢くなって、『あそこなら安く食事ができる!』と気づいただけです。そうなった以上は、お店側が何らかの調整、例えば価格のバランスを食事よりにシフトすればいいでしょう。あとは、他店との競争はそれなりに頑張れば良いだけのことです。 - 入店拒否→ワンドリンク制
ドリンクを一杯も頼まない顧客はお断りにします。一杯も頼まないの?が困るのであれば、一杯だけでも頼めば良いわけです。ライブハウス【Zepp】に入るときのように、謎の『ドリンク料別』で、ワンドリンク制にすればいいんです。(あの制度は本当に迷惑ですが…)
ついでに言うと、お通しがその一種ではないでしょうか?ちょっとした煮物などが350円!?!?とビックリすることもありますが、今やお通しさえ常識から外れるような時代です。
最後に
家電量販店に行って、お店から『店舗に来た以上、利益率の高いこちらの商品を買ってもらわないと…』とは、思っていても直接客には言わないでしょうし、言わなくても運営できるような価格配分になっていることでしょう。
時代が変わり、カラオケ屋さんでも居酒屋と同じようなことができますが、こちらは室料を取ってます。著作権用なのかもしれませんが、利益をどこに振り分けるかはお店の自由のはずです。室料なのか、お酒なのか、料理なのか。カラオケボックスが、『本気で歌ばっかり歌って食べ物、飲み物を頼まないから来ないでくれ』とはならないでしょう。持ち込みOKのお店は室料で取ってるでしょうし、結局はバランスでしょう。
食事だけの客は、お金を払わないわけでもないし、ルールを守っていないわけでもないです。この客が迷惑だというのもおかしな話です。自分の想定外の食事をしたからといって客を批難するのはどうでしょう。
まさに、
『暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう』
じゃないでしょうか。
もちろん、最終的にはお店の判断ですが。